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コラム

ブラック企業化しない塾経営はどのように塾講師を人材管理するのか?

「ブラック企業」と呼ばれない為の人材管理方法

塾経営を行っていく中で一番苦労するのが人材管理です。

生徒集めももちろんですが、生徒を教える塾講師をきちんと管理していないと、生徒指導を行うことが困難になってしまいます。

最近、塾経営のブラック企業化が取り沙汰されています。

自身がフランチャイズ経営する学習塾や予備校が、ブラック企業と呼ばれない人材管理の方法を見ていきましょう。

塾経営の仕組みを見てみる

塾というものは、生徒に勉強を教えることで利益を上げる仕組みですので、まずは教える塾講師がいないとビジネスは成り立ちません。

個人塾では、オーナー自らが指導を行うことが多いですが、フランチャイズ経営の場合、オーナーとは別の人が人材管理や塾講師を行うことが多いです。

校舎ごとに塾の人材管理を行う塾長がおり、その元に塾講師が働く構図になります。

塾経営の仕方で人材管理も異なる

個別指導~集団指導など、生徒を何人見なければいけないか?で塾講師の人数も変わってきます。

個別指導の場合、2人or3人の生徒を同時に指導することになるため、1コマあたりの生徒数が多ければその時間帯に塾講師を多く集めることが必要です。

しかし、集団塾の場合は1人の塾講師が大人数の生徒を受け持つことができるため、少ない塾講師で多くの生徒をみることができます。

ただ、生徒を見る数が多くなればその分塾講師の負担も大きくなるため、集団塾の塾講師は社員若しくは外注契約で働く方が多くなっている反面、個別指導塾は塾をまとめる塾長以外はアルバイトの大学生が塾講師をしていることが多くなります。

塾経営がブラック企業と呼ばれてしまう理由

ブラック企業で疲弊困憊

塾経営はブラック企業と言われやすいです。

2015年には大手個別指導学習塾の明光義塾がブラック企業対象にノミネートされたこともあり、より塾経営の人材管理が厳しくなりました。

コマ給しか支払わない

明光義塾がブラック企業にノミネートされた理由として、コマ給制度があります。

コマ給とは、1つの授業を教えることで支払われる給金のことですが、明光義塾のフランチャイズ経営の多くはこのコマ給しか支払わず、授業間分を払っていなかったことが原因でした。

通常1授業(1コマ)終了すると、次の時間で授業を受ける生徒と入れ替わりを行うため、10分ほどの休憩があります。(学校の休憩時間のようなものですね。)

実質その休憩時間は、生徒の送り迎えや次の授業の準備をしなければいけないため休憩は殆どありません。しかし、この休憩時間の支払いがなかったことが、事の騒動のきっかけです。

教える塾講師が少ない

教える塾講師が少なくても、生徒を引き受けた以上その代わりの授業を誰かがやらなければならず、その分誰かが負担することになります。

特に夏休みは通常授業に含めて講習が用意されているため負担が大きくなってしまいます。

全ての授業を全ての学年で教えられる塾講師はとても少ないため、その穴を埋めるために専門科目以外の勉強もしなければいけません。

塾長という存在も名ばかりであり、1日の開校から閉校までいなければならず、掃除から雑用まで幅広く対応しなければいけません。

塾経営をブラック化させないために

塾経営は現場負担がとても大きいです。

販売であれば、商品の入荷をストップしたりすることで現場負担の調整をすることができますが、生徒授業が決まっている学習塾の場合、途中でストップすることができないため、現場のマンパワーで乗り越えるしかありません。

しかし、オーナーがこの現場状況を見逃してしまうとブラック企業へと変貌してしまいます。

常に現場の状況を見ること

オーナーが現場に訪れないフランチャイズ塾はブラック化しやすいでしょう。

数字管理だけして、人材管理を現場任せにしてしまうと、数字だけでは見えない部分が把握できなくなってしまいます。

売上を下げないようにマンパワーで乗り切っていないか?きちんと現場の状況を見るようにしましょう。

数字管理、人材管理はオーナーの仕事と割り切りしっかりと管理しておきましょう。

生徒には罪はないと思ってしまう

何故塾講師をしているかといえば、生徒が好きだからです。教員を目指す大学生がアルバイトをするのが多いのもそういった理由でしょう。

そのため、いざ塾講師を辞ようと考えたとき、生徒の事を思い辞めるのを躊躇してしまう塾講師が多く、無理をして働いてしまう方が多いんです。

しかし、オーナーとして塾講師にこういう気を遣わせる行動をさせてはダメです。

会社は1人がいなくなっても円滑に回るようなシステムを構築しなければいけません。それができないこと自体が害であり、ビジネスとしては未熟なオーナーです。

塾講師が辞めたとしても生徒を任せられる塾経営をできるようにしていきましょう。

塾経営でブラック企業にならないためには?まとめ

塾経営は人材管理を現場任せにすることが多いため、数字管理だけでは見えないところが多く、オーナーと現場の距離が遠いことが多いです。

オーナーと現場との距離が遠いほどマンパワー経営になり現場のブラック化が進んでしまいます。

現場ではどうなっているのか?マンパワーに頼り過ぎていないのか?

オーナーがきちんと現場に顔を出すことができればきっと塾経営も軌道に乗せることができるでしょう。

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